私たちの脳は現実世界からの情報を五感を通して知覚・認識します。
その際に、その人其々のフィルター(価値観、好き嫌い等)を通ると
快適・ポジティブなものと、不快・ネガティブなもの、そのどちらでもないものの
3パターン何れかの情報が付加されます。
この時、快適・ポジティブな情報が付加された場合、私たちの脳は
”どのようにしたら、それを手に入れられるか・・?
どうしたら、もっとうまくできるか・・?”を考えます。
逆に、不快・ネガティブな情報が付加された場合、私たちの脳は
”問題を解決したり、回避したりするにはどうしたら良いか”を考えます。
プラス方向の時は、より高いレベルで欲求を満たそうとしたり
複数の欲求を満たそうとしたりします。
また、マイナス面の時は、例えば大切な人との人間関係に
問題を起こしてしまったりすると、落ち込んだり・暴飲暴食に
走ったりすることが見受けられます。
しかし、冷静に振り返った時 落ち込んだり・暴飲暴食したりは
余りその人の問題解決(例では人間関係の問題)にとって
殆ど効果的ではありません。
でも、この場合 冷静になれば効果がないと思われる行動も
本人にとっては最善の行動と思い込んでいるのです。